激しい衝撃音が飛び交い気合いの充実が感じられる。
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10月8日、京都府立体育館。
ミット打ち、コンビネーションの練習など試合に向け最後の調整が行われた。
秋の京都。
観光を楽しむ者、料理をたしなむ者、全国から人々が集まる京の都に、空手日本一を目指す壮年、女性、大学生たちが集った。
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普段では日頃談笑の絶えない選手達も、この日は緊張からかじっと黙想し集中力を高めようとする場面が印象的であった。
試合が始まる。
東京城西支部の先陣は新宿道場指導員 植野
相手は世界大会でも活躍中の強豪。 一進一退の攻防。
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常に攻める姿勢を貫くも若干防御がおろそかに。相手の鋭い攻撃の前に下がってしまい惜しくも判定負け。 |
明大前道場指導員 上別府。
お互い相手の隙をつく上級者ならではの試合はこび。
巧さはあるものの決定打に繋がらず相手の手数の前に僅差の判定負け
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早大好会前々主将の鈴木。
体格の上回る選手と激しい打ち合いとなった。
持ち前のディフェンス力で本戦引き分けるも、延長戦では体格差を埋めることができず判定負け。
敗北したものの早大同好会魂は伝わった。
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今後は新主将 この井上が引き継ぐ! |
宮崎の試合。稽古時から常に限界に挑戦していた豊富なスタミナを武器に、初戦では再延長まで攻め続け見事に競り勝ったが、準決勝では惜しくも敗退。
残念ではあったが初出場にして見事ベスト4となった。今後に期待が高まる。
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今大会では入賞者は1人という結果に終わった。
改めて日本大会で勝つということが如何に困難なことであるかを痛感させられた。
しかし皆かなりの惜敗であり、今までの稽古は間違っていないと感じた。
こうした先輩たちの全日本への挑戦は、自分たちのような後輩に全日本挑戦という勇気を与えてくれる。
来年、先輩達から受け取った勇気を武器に全日本に挑む。
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あとは俺たちに任せろ。
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