この度は昇段審査を受審させて頂き、誠にありがとうございました。思えば極真空手を始めたきっかけは、大学2年生の時に自宅近くで道場を見かけたことでした。当時は極真空手のことを全く知らず、運動不足解消という程度の軽い気持ちで入会したことを覚えています。しかし徐々に空手に魅了された私は、いつしか空手に没頭し、道場の選手クラスに毎回参加するようになっていました。途中、就職活動などによる忙しさから一時休会を余儀なくされたこともありました。しかしそのような時でも、時間を見つけては自主トレーニングを継続し、ブランクによる体力の衰えを最小限に抑えるよう努めました。
道場の練習では師範や先生方によく言われることがあります。それは「考えてやりなさい」ということです。与えられたメニューを坦々とこなしていくだけではいけません。練習は自分の考え次第で楽にもなり辛く厳しくもなります。限界は無限です。辛く厳しい状況を作り上げその中で自分の目指す組み手スタイルを意識し、相手をイメージし、これで試合に勝てるのかを考えていきます。主観的な考えにならないように先生や先輩がたから客観的な意見を頂き考えが偏らないようにしていきます。極真空手の黒帯は強くなければいけないと私は思います。試合ではまだまだ納得のいく結果は残せていませんが、昇段させていただくことができました。
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