11月1日、2日に行われる第40回全日本空手道選手権大会に創立30周年の節目を迎える東京城西支部から2名の選手が出場する。
森は2006年の全日本ウェイト制大会で中量級の全日本王者になったが、未だ無差別の全日本大会での入賞経験はない。 体重別全日本王者の座だけで満足できない森は、11月の全日本に向けて自ら試合漬けの1年にする決意をした。 2月 全日本ウェイト制選抜試合(東京) 4月 国際対抗団体戦(ロシア) 6月 全日本ウェイト制大会(大阪) 9月 オールアメリカン(ニューヨーク) 11月 全日本大会 常軌を逸したスケジュールで心身が潰れてしまうリスクはあったが、あえて自らを窮地に置き、レベルアップすることに賭けた。
鎌田は全日本ウェイト制大会で初のベスト8入りをしたが、 8月に出場した関東大会で優勝を期待されながらも準決勝で痛恨の敗退を喫してしまい、 精神面の脆さを露呈してしまった。
身体のサイズや潜在能力ではずば抜けているが精神面が不安材料となっている。
会社員をしながら練習をしている2人は勤務シフトを大幅に変更し、朝と夜で激しい練習を行っている。 1日5〜6時間、3分15〜20ラウンドの息上げ、補強運動、ウェイトトレーニング、走り込み、スパーリング、打ち込み蹴り込み等のメニューで身体を苛め抜く。