今年から全日本ウェイト制選抜試合は 「東京都大会」 に名称が変わる。
その大会に東京城西支部から 2人の「直也」が出場する。 |
一人は重量級に出場する斉藤直也(久米川所属)。
今回、初めて選抜試合に挑む。
日中は国家公務員という多忙な職に就きながら、コツコツと
稽古を続け、昨年の関東新人戦では見事優勝した。
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スパーリングをした相手は
「技の威力が全然違う。以前とは別人と思えるほど強くなっている。」と語る。
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今年は初の全国大会に出場を目指し猛稽古に取り組んでいる。
彼が出場権を勝ち取ったら、忙しい仕事の合間に稽古する人たちの励みになるだろう。
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そしてもう一人が軽量級に出場する
「選抜の番人」西村直也(東中野所属)。
今年で45歳。
年齢だけ見ると現役選手であることも驚く。
しかし、ここ最近の選抜の勝率は驚異的だ。
2007年優勝。
2008年準優勝。
今年も選手稽古で最も精力的に体を動かしている。 |
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その姿から「若手には一歩も譲らない」との強い気持ちがにじみ出る。 |
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今年は世界ウェイト制大会が開催され、軽量級は全日本ウェイト大会がその選抜試合となる為、世界に挑める希少なチャンスとなる。軽量級には西村以外に高橋、井上、黒岩が出場する。
新人戦優勝の経験を持つ井上は年明けから寒稽古を敢行。 |
大先輩である西村を超えるために気合を入れなおし、虎視眈々と
代表権を狙う。 |
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若手から狙われる西村は厳しい立場ではあるが、勝利すれば
見ている沢山の人に勇気を与えるだろう。
今年最初の試合で、仕事や年齢など逆境の中で稽古する彼らが勝利すれば
支部全体に勢いがつくのは間違いない。 |