6月6日、7日の全日本ウェイト制大会。
今回、城西支部から5名の出場者が出場する。
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軽量級に西村直也、井上隆博。
軽重量級に小林大起、斎藤直也。
重量級に鎌田翔平。 |
ベテランの西村と初出場の井上がエントリーしている軽量級は8月に行われる世界ウェイト制大会の選抜試合となる。
その為、今回は稀に見るハイレベルなトーナメントが予想されるが「自分の仕事をするだけ」と
西村は自分のペースを崩すことなく稽古に励む。
世界代表権のかかった試合では多くの選手が気負いすぎる。
そんな中で西村の「経験」は大きな武器になるはずだ。
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進路の関係でこれが最初で最後の挑戦になる井上は自らを追い込むため、
春休みの1ヶ月間を森善十朗、鎌田翔平との特訓に明け暮れた。
毎日、ボロボロになりながらも喰らいついていく姿から出場だけが目的ではないことが明らかだ。 |
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軽重量級に出場する小林と斎藤は初出場だ。
その高い潜在能力が評価されながらも優勝経験が無かった小林は
今年2月の東京都大会でようやく優勝を飾った。
優勝を経験したことで自信を手に入れた小林は満を持して大阪に登場する。狙うは初出場初優勝のみだ。 |
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支部内、西関東、関東の新人戦全てで優勝という高い勝率を誇る斎藤も初の全日本に気合が入る。
日頃、多忙な仕事の合間を見つけて稽古をする斎藤は、1回1回の稽古に高い集中力で臨んでいる。
その集中力は本番でこそ発揮されるはずだ。 |
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重量級には鎌田翔平が出場する。
昨年は初のベスト8に進出したが、空手の為に単身上京をした彼は優勝以外では満足しなかった。
生活を空手中心に変え、1日4〜5時間のハードトレーニングを毎日行っている。
3月に行われた千葉県大会では並みいる強豪を破って優勝。 |
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類稀な素質、ハードトレーニング、そして自信を手に入れた鎌田翔平は
試合場で暴れまわるに違いない。 |
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今大会、森善十朗が出場しない。
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だが出場選手にはエース格である森が不在でも、善戦ではなく勝利という結果が求められる。
それがチャンピオン製造工場と謳っている東京城西支部の掟だ。 |