今回昇段試験の機会を与えていただいた山田雅稔師範に心よりお礼申し上げます。 |
同好会で四年間空手をやって参りましたが、私が入会した当初同好会は鈴木先輩・渡辺先輩と三人で稽古することも少なくない状態だったのですが、現在では所属人数が70名を超える同好会の中では日本一の規模を誇るまでに成長することができました。これも同好会を指導していただいた森先生・富本先生・鎌田先輩のお力添えのお陰だと思います。またいつも面倒をかけてばかりの私に真心をもって接していただいた同好会の皆にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います |
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私が極真空手の門を叩いたのは大学一年生の冬でした。
中学生のときに「空手バカ一代」を読み、以来空手に対する憧れを抱き続けましたが部活に受験と始める機会がないまま大学生になりました。
上京し大学に入学してからは、自分のやりたいことを見つけられず鬱々とした毎日でした。そんなある日、インターネットで偶然東京城西支部のサイトを見つけ中学生のころの思いがよみがえり思い切って極真会館に入門することに決めました。
入門当初は体力も落ち、高校時代のようには体は動かず「こんなはずではないのに…」と思いながらも何とか稽古に付いていっている状態でした。 |
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私自身の空手に対する姿勢の転機となったのは森先生から誘っていただき二年生の冬から参加し始めた選手稽古でした。三月の交流試合に出場するため参加させていただいたのですが、そこで森先生を始め参加されていた方々の空手に対する姿勢に感激し、私自身も身も心も強くなりたいと思い本格的に空手に取り組むことに決めました。 |
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参加当初から皆様には大変かわいがって頂きましたが、辛い稽古に何度も逃げだしそうになりました。
ですが共に同好会から参加していた井上君と稽古後にまた来週も頑張ろう、強くなろうと誓い合い、乗り越えてきました。 |
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また山辺先生・成田先輩には稽古後に毎週のように飲みに連れて行っていただき、空手のことのみならずお酒の飲み方・人生・仕事・恋愛に対してやさしく、時には厳しく指導していただき大変感謝しております。
残念ながら試合では思うような結果を残すことはできませんでしたが、これからも空手は続けていき自分の理想に少しでも近づけることのできるよう精進していきたいと思っております。 |
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私事ではありますが、来年四月から就職も決まり私の社会人生活が始まります。今までの学生生活とは違い、厳しいことも数多くあるとは思いますが空手で培った「押忍」の精神で困難なことに前向きに取り組んでいきます。最後になりますが、山田師範・阿曽師範代・諸先先生・先輩方のご指導のおかげで黒帯を取得することができました。また同好会・吉祥寺道場・新宿道場の皆様には稽古外でも様々な面でお世話になりました。心より感謝しております。
今後私が先生方から頂いた御恩を少しでも後輩に返せるよう、また自身が更なる成長をできるようより一層稽古に精進していきたいと思います。 |
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