その大会の中学女子重量級の部で優勝を飾ったのは 東京城西支部の清水智世。
まだ中学1年生ながら169センチという高身長から繰り出される攻撃の威力は大人顔負け。 稽古でも男性の道場生を効かせることがよくある。
彼女自身、今大会は今まで以上に追い込んだ練習をして臨んだ。 その分緊張も凄まじく、試合では周囲がびっくりするほど動きが硬かった。
「『ここで負けたら…』という気持ちでいっぱいでした。 応援してくれたみなさんの声が、試合中すごく聞こえてそのおかげで諦めずに優勝することができました。」
今までは試合中に不利な状況になると精神的に脆い部分があったが、今回で克服できたようだ。 次の目標は関東大会優勝とのこと。 今後の彼女の活躍に期待大だ。