僕が高校一年生の頃に極真空手と出会いました。
その頃は古流柔術をやっていましたが、もともと歴史や読書が好きで古武術以外の武術や格闘技に興味ありました。
ある日、"Karate Vitale"「命の空手」と言う本を手に入れ大山先生の空手の存在を知りました。
その時からずっと空手に興味があり調べたり、インターネットで動画を見たりして、極真空手をやってみたいと思うようになりました。 |
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4年前、留学の為に来日した時に極真空手の道場を探そうと近所の交番に行き、そこで東京城西支部新宿道場を教えてもらい、
翌日入会しました。
初めての来日で日本語も空手も全然出来なかった僕に先生たちはやさしく基本を教えてくれました。
一年目は日本語学校で勉強して忙しかったので空手は趣味としてやりました。
二年目になったら日本語学校を卒業したので、空手の修行を続けて「黒帯になろう」と思い新宿道場の土曜日の選手クラスに参加しました。 |
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その時、強い人ばかりとスパーリングしなければならないことで驚きました。中段回し蹴りでふっ飛ばされたり、上段回し蹴りや直突きで倒されたり、つらかったです。
しかし、極真空手の実力を目の当たりにして、同じ強さを手に入れたいと思い稽古を続けました。
2009年に内部試合に出場、初めて準優勝し、その年の7月に行われた全関東大会では緑帯で出場し新人戦の部でベスト8に入りました。
試合後、森先生と相談して朝練に出させてもらうようになり、山田師範、阿曽先生、山辺先生のおかげで技術的にも筋力的にもレベルアップ出来ました。 |
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同じ時期、森先生のアシスタントで少年部の指導に入りました。空手を教え、子供たちとコミュニケーションをとる為に日本語の勉強にもいっそう励みました。
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空手の修行を始めてから4年間が経ち、初段審査受けさせていただきました。
嬉しかったですがやっぱり緊張もあってドキドキもしました。
審査当日の僕がやった型、基本と移動稽古、組手を思い出すと間違ったこともありました。黒帯は最終目標ではないので、もっと厳しく、もっとまじめに空手の道を続けていきたいと思います。
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空手の稽古で自分の将来を作ることが可能だと思います。
つらい時も、失敗した時も空手の修行で覚えた、あきらめないという哲学を頭に入れて、体と心が強い、自分の家族を守れる社会人になれるよう、ずっと極真空手を一生懸命続けて行きたいと思います。 |
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アレサンドロ・カビオラ 新宿道場 |