この度は昇段の機会を与えて頂いた山田雅稔師範、阿曽芳樹師範代、山辺光英師範代をはじめ、いつもご指導いただいている先生先輩方、またいつも一緒に稽古をしている道場生の方々に深く感謝いたします。
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思い起こせば7年前の寒い冬の日、新宿道場の鉄製の扉の前に立ち、中から聞こえる気合の声に緊張して入るのを何度も躊躇する私がいました。その後、無事入会する事ができましたが、最初の頃は体力も無く稽古についていくのもやっとな日々でした。 |
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徐々に慣れていったものの、途中何カ月も道場に行けない時期や怪我をしてしまったこともあり、正直何度も挫けそうになりましたが、その度に同じ道場で日々厳しい稽古をしている先生先輩方の姿を見て、また色々とアドバイスを頂き、なんとか続けていくことができました。 |
たまたま近くに住んでいた私が非常にラッキーだったのは、城西支部には幅広い年代の人たちが一緒に稽古に励んでいるので、普段交流する事の無い中高生や大学生、試合を目指している選手の方々、また様々な職種の同年代の壮年部の道場生の方々が一緒に稽古しているので、刺激やモチベーションを高めて稽古を続けていくことができました。 |
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目標に向かって日々切磋琢磨している森善十朗先生をはじめ、城西支部全日本トップ選手の方々からはいつも非常に刺激を受けますし、また壮年部同年代の塩田博之先輩は超多忙にもかかわらず、限られた時間の中、稽古に集中し毎年国際大会で活躍している姿を見て、自分自身もまた頑張ろうという気持ちで稽古に臨むことができています。 |
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今回昇級審査を受けるにあたって、一から自分の空手に向き合い稽古してきましたが、審査では多くの課題を露呈する結果となってしまい、改めて初心に帰り、大山総裁の言葉
「武の道においては千日を初心とし万日の稽古をもって極とす」を胸に刻み、また「武の道においては点を起とし円を終とす。線はこれに付随するものなり」を常に意識してこれからも稽古を継続していく所存ですので、今後とも御指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。 押忍 |
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