第7回神奈川県空手道選手権大会 |
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この大会、東京城西支部ではただ1人の出場。そのこともあってか朝のアップの時も緊張の色を隠せないでいた。 |
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今大会に出場した目的は試合感を取り戻すため、そして11月に行われる国際大会に優勝するためである。
そのことを念頭におき、仕事合間を縫っては自主トレ稽古を積んできた。準備は完璧のはずだったのだが...。
試合一週間前に右足の太ももを肉離れしてしまうというアクシデントに見舞われた。この怪我がどう試合に影響するのか心配したセコンド陣だったが微塵も感じさせない戦いを見せた。 |
1回戦、少々動きが硬いもの得意のステップで相手を翻弄して判定勝ちを収める。本人曰く、まだまだ動けるとのこと。 |
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2、3回戦は本来の動きで相手を圧倒して本戦判定勝ち。
ステップワークに加え胸骨への突き、内股、三日月蹴りと多彩な技で危なげなく勝ち進んだ。 |
そして迎えた決勝戦。
試合での大きな怪我もなく、そして勢い乗った林 秉天を止められるものはいなかった。この日1番の動きを見せ、見事優勝してみせた。
終わってみれば全試合本戦判定勝ち。無難な試合運びで国際大会へ弾みをつけた。 |
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このままの勢いで国際大会も制することができるのか。林 秉天の世界制覇の序章がこの大会から始まる。 |
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