「ふるさと田園フェスティバル」において、3回目となる演武を披露させていただきました。

当日は天候にも恵まれ、今年も紅葉始まる井の頭公園にある野外ステージでの演武会でした。

演目は、全員での基本、少年部初級・上級の型、少年部初級・上級の試し割り、一般部による型、試し割りといった内容で進行し、
上級の型では、撃砕小は3名、観空は2名でそれぞれ背中合わせで開始し、タイミングを合わせて同じ動作を行う、という難易度の高い演武に挑戦しました。

少年部の試し割りでは、年中から中学生まで、それぞれ1枚から複数枚の板割りに挑戦。
少年部はやや緊張した面持ちでしたが、元気いっぱい、気合い一閃で見事成功、また、6年生組、中学生組はそれぞれ三角飛び蹴り、動作を合わせての三方割りと普段とは違うやり方での演武に挑戦し成功しました。

一般部は、亘初段が腕刀、手刀での角材折り、生駒弐段が寸勁による瓦割り、加賀弐段が下段回し蹴りでバット3本を束ねて折る試し割りを披露し、迫力ある演武に観客から歓声が上がっていました。

今回、少年部は演武に向けて、これまで以上にたくさんの稽古を重ねた成果が遺憾なく発揮された演武会となったようで良かったです。

演武会終了後の子供達の安堵の表情と達成感にも似た素敵な笑顔が、色づく木々と高く澄み渡る秋空に映えていたのが印象的でした。

毎年演武の機会を与えていただいております、ふるさと田園フェスティバルのスタッフの皆様、演武稽古と当日お手伝いいただきました皆様ありがとうございました。