幼年の部
第3位 神山 成 新宿道場

先月行われた内部試合で手数が出るものの、攻撃力が乏しく判定負けを喫してしまった。
その反省を道場に持って帰り、攻撃力強化を行ってきた。
長所の部分は攻撃の連打ができること、誰よりも負けない気持ちが持ち味である。
今大会では攻撃力を増した連打で相手を圧倒し、着実なレベルアップを見せてくれた。
準決勝では同門対決だった。経験の差で敗れてしまったが、次回も期待できる戦いを見せてくれた。

幼年の部
準優勝 諸岡 幸乃 新宿道場

城西カップ、内部試合を優勝しており抜群の安定感で勢いに乗っている。
絶対優勝を目標に稽古に取り組んできた。
組手スタイルは攻撃の中に上段回し蹴りを入れて相手を崩して勝つスタイルだ。
今大会でも順当に決勝まで上がることができたが、そこで試練が待っていた。
相手のスタイルも同等で手数の差で惜敗してしまった。
しかし、抜群の安定感は健在で今後も関東大会や国際大会も視野入れて頑張ってもらいたい。

小学女子中学年-30kgの部
準優勝 小木戸 琉奈

1回戦は相手ボディを攻めてダメージを負わせ優勢勝ちを収め、スタートダッシュに成功した。
決勝の相手は国際大会などでも活躍している選手と対戦し、そこでの試合展開が非常に目を見張るものがあった。
物怖じせず、中段回し蹴りを的確に入れて有効打を重ねていった。相手の攻撃を華麗に躱してすぐに反撃するという好勝負を見せた。僅差で3-2で破れたが今後期待できる価値のある準優勝と言っていいだろう。

小学女子中学年+30kgの部
準優勝 中水流 梨央

実績、実力ともに十分。
あとは自分より大きな相手にいかに勝つかが課題となっている。
1回戦は動きが硬かったが得意の左上段回し蹴りで技有りを奪い、優勢勝ちであった。
決勝の相手は過去に4度も当たっている選手と当たった。戦績は負け越しており、常に目標としている選手だ。
試合展開は前半、動きがよく均衡した試合展開だったが、徐々に押されてしまい、横蹴りで崩されたところを前蹴りで技有りを取られてしまった。相手のほうが体重が重く、本来は動き続けなければいけない展開だったが、相手の前で止まってしまったことが敗因かもしれない。
だが、実力は国際大会などの試合でも優勝できる可能性は十分秘めている。もっと高みを目指して稽古に励んでもらいたい。