極真会館・東京城西支部

第24回全関東大会が開催され城西支部からは総勢48名出場した。ここ近年関東大会への出場者が増えている。ということは選手層が厚くなっているということである。これは大変喜ばしいことだ。

さて午前は小学生の部。入賞を期待されていた選手たちが力及ばず敗退していく中、2名の選手が優勝、1名が入賞した。
	小学1年生女子の部優勝諸岡幸乃(新宿) 強いフィジカルとメンタルで絶対後ろに引かず、真っ向打ち合いにいき優勝をもぎ取る。 4月の国際大会でも優勝していて今勢いに乗っている。
小学4年生女子の部優勝中水流梨央(落合) さすが国際大会覇者、得意の上段蹴りを武器に全試合危なげなく勝利しあっさりと優勝する。向かうところ敵なしといったところである。
	小6年生女子40キロ以上の部 3位亘桜子(高円寺) 兄(和孝)譲りの強烈な突きと怒涛のラッシュで初めての3位入賞。 8月の極真祭(全日本大会)に弾みがついた。
続いて午後の部。高校生以上は新ルールが適応され、国際大会入賞者でも1回戦敗退など大波乱の展開。 5名の優勝・入賞者を輩出した。
中学2・3年55キロ以上の部 3位岡部慎太郎(久米川) 中2ながら174センチ、77キロと大きな体から繰り出す技は食らう方はひとたまりもない。準決勝で国際大会チャンピオンと互角の戦いを見せた。次の試合に期待がかかる。
	壮年35～39歳 80キロ以下優勝中水流嘉臣(落合) 娘(梨央)と2年連続親子で関東大会を制覇！試合前は世の中そんなにうまくいかないと少し控えめではあったが圧倒的な強さを見せ優勝した。
一般新人戦準優勝森根亮(早稲田同好会) 早稲田大学同好会の主将が意地を見せた。攻め所を見極め、的確にポイントを取るあたりはまさしくIQファイターと言えるだろう。しかし彼の1番の武器は頭脳ではなく、分が悪くても最後まで決して諦めずに戦う根性である。
	一般女子50キロ以下級優勝青柳海花(日大同好会) 試合前は勉強に追われ、思うような練習ができなかったにもかかわらず結果を出し周囲を驚かせた。常に相手の攻撃のしづらいポジショニンで攻撃を出しほとんどノーダメージで優勝した。
一般無差別級準優勝ルモワンヌファビアン城西支部のマッスルモンスター。約20年の柔道経験があり、新ルールが適用された今大会ではそれが功を奏し足払いで次々と強豪を撃破。決勝こそ力及ばず敗退したが彼にとっての1番のビッグタイトルとなった。この勢いで秋の全日本大会に新風を巻き起こす。
選手の皆さんおめでとうございます。そしてお疲れ様でした。また朝早くから選手のサポートしてくださった保護者・セコンドの皆さん、大会運営に協力してくださったスタッフの皆さんお疲れ様でした！