極真会館・東京城西支部

この度は昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございました。

私が空手を始めたのは、ちょうど4歳になった時でした。その2年前に兄の怜治が入門し、私はお迎えに一緒に道場に行っていたので、初めて、という感じではなかったです。兄やすでに知っている先生たちに色々教えてもらうことができ、とても恵まれたスタートとなりました。

	母に聞くと、何をするにも、「兄と一緒だから」ということだったようです。道場に行くの1年くらいたち私は年中でしたが、ビギナーズカップに出場して年長の男の子にボコボコにされ、とても悔しかったことを今でも覚えています。その後一生懸命稽古に励み1年が経ち、年長の秋、母が先生に、ビギナーズカップと城西カップのどちらに申し込みましょうかという相談をした時に、「どちらでもいいですが、城西カップは結構厳しいでしょう」と言われたそうです。それでも、例のごとく「兄のついで」で、城西カップに出場することになりました。結果はなんと優勝でした。ここから私の空手人生が一変し、土曜日の特選クラスに参加を許可され、翌年小学校1年生の国際親善大会で、優勝することができました。初の大舞台で優勝をすることができ、とっても嬉しかったことを今でも忘れずにいます。


年長から2年間、毎週水曜日は電車に乗って通う高円寺道場で少年部だけではなく一般部への参加も許可して頂き、母によると車で迎えに来てもらうと、車に乗り込む私と兄は相当汗臭かったようです。その汗は、たくさん稽古した成果だったと思います。　その後、数々の大舞台に出場させて頂き、ほとんどの試合で入賞することができるようになりました。　それでもすべてが簡単だということではありません。他支部のライバル達も一生懸命稽古して強くなっていて、競い合いが続いています。

	今年は、極真祭で組手優勝、型は4位の成績を収めることができました。私はそんなに身体が大きいほうではありません。いかに自分の弱点を克服し、技を高めるかを今後も頑張っていきたいと思います。通常の稽古のみならず、居残り稽古を快く引き受けてくださる先生方にとても感謝しています。今後は組手のみならず、型試合にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

	押忍。