6月4、5日にわたり、大阪府立体育会館において、第
22 回全日本ウェイト制大会が開催された。東京城西支部からは中量級に2名、長谷川泰史 ( 明大前 ) と森善十朗 (
新宿 ) が参戦した。長谷川は1、2回戦共に得意の下段廻し蹴りが冴えを見せ、相手選手を圧倒し勝利した。3回戦長谷川は柏原宝
( 城東支部 ) と対戦、下段廻し蹴りで的確にダメージを与えるものの、終盤、試合の流れを相手選手にもっていかれ惜しくも敗れた。森は1回戦シード、
2 回戦は開始早々上段廻し蹴りで技ありを奪い快勝、3回戦は5−0で勝利し2日目に駒を進めた。
二日目、森は4回戦3−0、準々決勝4−0、準決勝5−0と強力な突きと巧みな試合運びで、全国の強豪を破り決勝まで勝ち上がった。決勝戦の相手は前回の全日本ウェイト制大会軽量級準優勝者、松岡朋彦選手
( 兵庫支部 ) 。本戦は森が試合を優位にすすめたが2−0と惜しくも引き分け、延長戦にはいり、徐々に松岡選手のペースになり、0−5と敗れ、森は準優勝という結果となった。
長谷川、森、共に自分の弱点が浮き彫りになり破れる結果となったが、今後はそれらを念頭において稽古に取り組み、更なる飛躍を目指してほしい。
|